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丹保敏隆
代表 :丹保敏隆
[ 丹保社会保険労務士事務所 ]
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かいもち半殺し

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 冬のスタッドレスタイヤから夏のノーマルタイヤへの交換時期は、例年、休日ということもあってお彼岸の時期と重なります。それで、タイヤ交換の合間に「かいもち」を食べて一息入れるのがちょうどいい作業パターンになっています。この「かいもち」というのは「おはぎ」「ぼたもち」のことを言うのですが、人によっては通じないことも多くなってしまったのは地域のせいなのでしょうか年齢のせいなのでしょうか。「かいもち」は一説では「粥餅〈カユモチ〉」に由来するとか或いは手で掻いて餅をつくったのだとか、確かに子どもの頃を思い出すと祖母を手伝ったときは餅米を蒸して杵で搗くのではなく炊いてからスリコギで捏ねていた記憶があります。いわゆる「半殺し」状態にしかならないのですが、綺麗な半殺し?状態にするためにうるち米を混ぜるということもあり、かつての「かいもち」の製法に関して今ではお彼岸のミステリーみたいになりました。この物騒な「半殺し」については餡子についての説もあって、こちらは分り易く、きれいにつぶれたこし餡に対して小豆の形が残った粒餡が「半殺し」とされるようです。
 餅や餡について、もう一つ、不思議なことがあります。それは、塩味のことです。赤飯にゴマや塩を振り掛けて食べるのと同じように、餅や餡に塩を加えると美味くなるのは当たり前と思っていたのですが、減塩志向からなのか自然志向なのか、塩味ない餅が多くなったような気がします。もしかしたら、お菓子屋の職人さんが作るのと餅屋のパートさんが作るのとで製法が異なっているのかもしれません。いずれにしても、正月でももちつきをして鏡餅を作ることもなく、お彼岸にもかいもちを作ることもなく、お店には沢山の餅が並んでいて、気が向けばいつでも買って食べることができるのは有り難いことです。
posted by 丹保社労士事務所 at 2012年04月13日 | スモールトーク

3・11から一年

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 インターネットで調べものをしているとき、居眠りしているつもりもないのにパソコンの画面が揺れて焦点が合わず見づらくて、もしかしてこれが網膜剥離かと不安になったり、まさか脳梗塞はこんな気楽で苦痛を伴わないことはないだろうと思いながら、落ち着かない時間はかなり長く続きました。2011.3.11。このとき、遠く東北の地で大きな地震があったことはすぐ後から知りました。「義兄が仙台に出張中」「仙台空港に津波到来」「仙台駅から一度だけ電話」「姉の家をも見舞う」と自宅から心配そうな電話が入り、ずっと昔に二回ほど行ったことがあるだけなのに「仙台駅は内陸」とあまり根拠のない返事をしてから、自分を納得させるために地図を捜しました。そして、この後しばらく、義兄からの連絡は途絶え、地震と津波のニュースは流れ続け、原発トラブルが仄めかされるようになりました。
 震災発生の直後から周囲にいる多くの人達が救援に向かい、支援の物資や資金の調達も活発に行なわれていました。自分たち社会保険労務士会でも直ちに募金活動が行なわれました。この時期、支部の定例総会が開催され、その場でも義捐金の拠出が審議されました。しかし、上部団体への募金をする人もあり、支部としては何か別のことをできないかとの考えからこれを保留としています。実は、阪神地震や能登半島地震の経験からして、また社会保険労務士という仕事上の立場からしても、自分で働いて生活できるようになることが大切なことだと考えています。東北地方へ物資や資金を送る時期が過ぎると、東北地方の生産品を購入したり東北地方へ旅行したりすることで、被災地の人達が本来の生活に戻るきっかけができることを知っています。単純な考えのようですが、余震や放射線の不安を持つ人もいる中、会の支部として予算と時間の許される範囲で東北ツアーを実施しようと企画しています。できる限り「研修」も抱き合わせで開催しようという欲張りな考えです。震災から一年、ちょうど総会の時期にもなりますので、賛同を得ることのできる企画を考えたいと普段よりも少し力が入っています。
posted by 丹保社労士事務所 at 2012年03月04日 | スモールトーク

ずっとガラパゴスな毎日

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 非関税障壁の一つに軽自動車規格の存在が挙げられているようです。確かに、景気が低迷している中で税金や保険料が割安な軽自動車は経済性から考えて有り難いものですし、普通自動車と比べて軽自動車の販売は悪くありません。私が普段の使い方で乗ることを考えても、頻繁に高速道路を走ることはなく、いつも長距離を走るわけでもなく、多くの人や荷物を運ぶこともなく、普通自動車か小型自動車が一台あればもう一台は軽自動車で十分に間に合います。駐車スペースを考えると軽自動車の方が無理をしなくてよく気が楽という面もあります。昨年は実際に車両を購入するにあたって、狭い場所での取り回しの良さと雪道や悪路での走破性から、実質はツーシーターに近いマニュアル5速で四輪駆動の軽自動車を選びました。気候や交通事情から大きな車では不便を感じるからです。ハイブリッドでもなくEVでもなく、ターボチャージャーがついてエコとは縁のない車なのでエコカーとしての減税も補助もなく、それでも今回はGMもクライスラーもフォードも比較の対象にはなりません。道路が少し広くなった分だけ車が大きくなったり、本棚を少し大きくしたら紙の規格が大きくなったり、そのうち在来線の軌道の幅も拡げる時期が来るのかもしれません。どうやら、私の生活はかなりガラパゴス化しているようだと自覚しました。これは進化なのか適応なのか、退化なのか停滞なのか、自分では分りません。
 それ以上に迷うのは携帯電話です。スマートフォンが当たり前になってきて、半年ほど前からガラパゴス携帯からスマートフォンへの買い替えを勧められています。これまで、添付文書が多いためメールを設定していなかった通称パカパカのガラ携では通話だけと割り切っていたところ、スマホにWiFi環境を整備することでPC並にネットが使えるというところで考えてしまいました。むしろクラウドでウエブメールなど利用することになると、電話とタブレットと両方を持たないと使い勝手が悪いようにも思います。それなら、電車や航空機での出張が多いわけでもなく屋外で頻繁にメールチェックする必要があるわけでもなく、ツールが一つ増える煩わしさを許容すればガラパゴス携帯とアイポッドを併用して何とか対応できるというところへ辿り着きました。これには想定外の副産物もあって、アイポッドを車のオーディオに接続するとポッドキャストを聴くことができるので、意外なところから思わぬアイデアを貰うことができることも分りました。小さな壺の中での進化は限界も明らかで、ガラパゴス化はより深化してしまったようです。
posted by 丹保社労士事務所 at 2012年03月03日 | スモールトーク

加賀まるイモのレシピ

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 26回目を数えた石川中央労務研究会、ここ数回は能美市根上学習センターで開催しています。今回、終了後の懇親会では地元能美市で丸イモの生産に携わっていらっしゃる社会保険労務士の橋本先生にお世話して頂き、学習センターの調理室をお借りして加賀丸イモのレシピを教わりながら満腹になるまで食べ続けました。加賀丸イモはタンコロイモともいい能美市の特産で、昭和の手取川大洪水で水に浸かった能美市の手取川沿いで最もいいイモが出来るそうです。メニューは、お好み焼き・タンコロ汁・寿司酢短冊・鯖やまかけ・とろろ飯・とろろうどん・磯部揚、そのうえ食べ過ぎても胃もたれしないというウンチクもおまけに付いてきます。
 メインはお好み焼きでした。皮をむいた丸イモをおろし金で擦り卸し、出し汁ととき玉子を加えて溶いてから刻んだキャベツやネギを加えて、豚肉やエビなど火が通ってからフライパンに拡げて焼きます。焼き上がったら、ソース・マヨネーズ、青のり・紅ショウガなど、あればトッピングというところです。目の違うおろし金で擦るのも食感が変わり面白く思いました。生地に具を混ぜ込むのも、小麦粉などで薄めるのも、アレンジは自在ということのようです。次にタンコロ汁(団子汁)。極めてシンプルで、擦り卸したイモをおつゆに入れて火を通します。澄まし汁でも味噌汁でも、汁を選ぶことはないようです。これをおつゆに入れず、少し出汁を加えてシメ鯖などにたっぷり乗せればやま掛けになり、ご飯やうどんに乗せればとろろ飯・とろろうどんです。出汁を抑えて大根おろしを混ぜる手もあるかと考えながらダゴ汁を飲みました。ついでですが、おろす時に擂り鉢を使えば卸し金よりずっとイモのきめが細かくなります。そのほか、薄く短冊切にして寿司酢を掛ければ三杯酢、刻んだ柚子も旬のようでした。それから、残念ながらこの日は食べることのできなかった磯部揚げ。海苔で包んで揚げるのがシンプルですが、大葉巻きやベーコン巻きも人気です。丸イモ料理を食べさせてくれる地元の料理屋さんもできているそうですので、機会があればプロの料理も味わいたいと思います。
posted by 丹保社労士事務所 at 2011年12月22日 | スモールトーク

無料クラウドは霧の中

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 いつもバッグに放り込んでメモ代わりに使っていたUSBメモリが満杯になってしまいました。とりあえず、もう一つ容量の大きめのメモリも一緒に持ち歩くことにしたのですが、余計なことをしなくてももっと便利な方法のあることが分りました。エバーノートとかシュガーシンクとかいわゆる「クラウド」なのですが、ネット上にデータやイメージを丸ごと保存できて、ネットにさえつながれば離れたコンピューターからもいつでもアクセスできる仕組みになっているので、実際にはスマートフォンやネットブックからもアクセス可能になり、出先は勿論のこと使い方によっては屋外でも利用できるという想像以上に便利なもののようです。私の場合は無料ということで試しに導入した段階で、まだ今のところ事務所と自宅ぐらいでの利用しか考えておらず、本来の使い方からは程遠いレベルということになります。
 まずは「エバーノートEverNote」から使ってみました。名前の通りノート代わりに使うことができそうです。聞いたことや思いついたことをメモしておくノートとして、上手に使えば後で整理するのが便利なように“タグ”も準備されています。画像も簡単に入れることができるのは紙のノートでは真似できないところで、ネットなどから雑多な資料を一時的に集めておくには手間もかからず使い勝手のいいものでした。一方、文字のフォントなどはうまく再現できないことが多いようで、これはノートとして使うならその性格上から当然かも知れません。次に試したのは「シュガーシンクSugarSync」です。こちらは同期型オンラインストレージというキャッチコピーがついていて、ネット上のUSBという感覚で使えばいいようです。私の感覚ではノートが素材としてのメモならこちらは企画書案くらいの半製品レベルの保管に向くように思います。ただ不思議なのは、無料でも最大容量5ギガまで使えるとのことだったので、1ギガもないUSBから気楽にデータを落としているうちに半分以上も埋まってしまいました。やはり、画像などは最小限に留めておくべきもののようです。
 WiFiに接続できる環境ならiPodでもアクセスができて、どちらも確かに便利なものですし費用もかけずにある程度まで利用できました。ここまで便利になると逆に心配なのがセキュリティです。これに限らずIDとパスワードが破られるとどうしようもないので、仕事に関することは、まだまだ簡単に重要事項・秘密事項をクラウドに任せる訳にはいかない段階だと考えています。電子申請や電子納付などe-Gaveが進み、近い時期にはこのようなサービスを有料で利用するのが当然ということにもなりそうです。便利さが進み過ぎて不都合が増えないことを期待しています。
posted by 丹保社労士事務所 at 2011年12月04日 | スモールトーク

 白山麓鳥越の新蕎麦

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 この秋はかつて山手五村などと言われた白山麓に出かける機会が何度かありました。秋になると温泉と蕎麦が合います。社会保険労務士の懇親会で泊まったのは白山里という細いトンネルの先にある隠れ家のような研修施設で、天然温泉に三度も浸かり、蕎麦だけでなく白山の堅豆腐や蒟蒻・虹鱒・岩魚・山菜などで満腹になる有り難い宿でした。道路が整備されて交通の便が良くなったお陰で時間もかからず、この日は仕事を終えてから暗くなってはいけないと急いだのか、入るべき脇道を通り過ぎて日暮れの山道を引き返すことになってしまいました。翌日も朝食をたっぷり頂いて満足し、何かあればもう一度ここへ行ってみようかと思っていたところ、ちょっとした失敗からその機会はすぐに実現しました。
自分の艇を一度も出さないままに夏が終わり、セーリング協会のシーズンオーバー打ち上げに参加したのですが、その会場まで鳥越の相滝から蕎麦屋さんが出張して来ていて美味しい蕎麦を頂くことができました。蕎麦が自慢の鳥越で、この蕎麦屋さんは村中の蕎麦が同じ味になっては詰まらないと考えて、五箇山の利賀村で修行してきたという話でした。この時は北海道の新蕎麦を頂き鳥越の新蕎麦が出るのは11月に入ってからということだったので、それなら相滝のお店へ行ってみようと朝の天気を見て出かけたのです。大日ダムに向かう道を折れると聞いていたので、それだけ分かればナビが無くても大丈夫と進むうち本当にダムに向かい林道に入り込んでしまいました。実は後で分ったのですが、道を折れてからの分かれ道に気付かなかったのです。とにかくお腹がすいて、ここは社会保険労務士会の懇親会でお世話になった白山里へ向かおうということになり、お昼なので白山百膳は敬遠して蕎麦と天ぷらだけでも満腹になりました。帰りの途中、腹ごなしに何年か前までは植物園 “はなゆうゆう”があった吉野谷温泉の大門温泉センターに立ち寄り、思いのほか明るく陽の射し込む温めの湯にゆっくりと浸って小一時間を過ごしました。目当ての蕎麦屋さんも大体の見当がついたので、この秋はもう一度、 今度は道を調べながら新蕎麦を食べに白山麓まで出かけることになりそうです。
posted by 丹保社労士事務所 at 2011年11月04日 | スモールトーク

新卒求人と採用試験

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 今年も、9月16日に来春卒業予定の高校生に対して採用試験が解禁されました。厚生労働省によると、来春卒業予定の高校生の求人倍率は、今年7月末時点で0.68倍ということです。全国の求職者数は約18万7,000人(同0.2%増)、求人数は約12万7,000人(同2.0%増)ということで、昨年と比べて若干の増加傾向です。新卒者の就職難から、既卒3年以内の社会人も新卒並に求人対象とすることも勧奨されていますが、求人側も求職側もあまり反応は芳しくないような印象です。卒業してから時間をかけて自分の仕事を考えることは、キャリアデザインという面からは非常に有意義で、新卒扱いか中途採用の扱いかにかかわらず企業としては取り組むべき課題です。
 学卒の求人はだらしなく早期化してしまいましたが、高校生については9月16日の期日は実態を有しています。景気の下降は何とかおさまり、小規模の企業でも久々に新卒の採用を考えるようになりました。仕事がら、多少はこれを見込んで解禁日の予定を空けておいたのですが、見込みは外れてこの日に採用試験を実施する顧問先企業はありませんでした。しかし、次の週に日を遅らせて面接を実施するということで、採用手続の支援に関わる機会を戴きました。本来なら面接会場での立ち会いも考えていたのですが、残念ながら自分の日程調整がつかないため事務所スタッフに任せることになってしまいました。今後は、面接当日の手続は勿論のこととして、採用にあたって企業としてどのような人材を求めているのかをいかに応募者に伝えるかも大きな課題と考えています。これは、本人だけでなく家族や進路指導担当者も含めて準備が必要かと思います。
posted by 丹保社労士事務所 at 2011年10月16日 | スモールトーク

労働紛争解決手続

 ここ1年ほどの間に労使紛争といわれる事件に幾つか係わる機会がありました。社会保険労務士ということからすると当然の業務なのかもしれませんが、これまでなら相談で留まっていたのが“あっせん”や“審判”の紛争解決手続にまで進むことが多くなったと受け止めています。これは、経済情勢を背景に紛争自体が増加したことが大きな理由に挙げられますが、紛争解決の手段の一つとして“あっせん”などADRの利用が次第に受容されつつあるようにも感じられます。当事者同士の主張が咬み合わないどころか話し合いの場すら設定できなかったり、お互いが顔を合わせると却って気持ちが昂ぶって話がこじれそうになったり、こんな時には誰か第三者が間で仲裁に入ってまとめた方が無理のない解決に落ち着くことがあります。これを制度化したのが“あっせん”などADRであり、複雑で時間がかかる裁判手続を簡略化短時間化にしたのが“審判”です。労使紛争は発生する前に解決するのが理想であり、そのためには日常の労務管理が大切なことはいうまでもありません。ただ、問題が起きてしまった時には、お互いが心を持った人間であり、感情に走らず落ち着いた対応を求められるところです。時間をかけてでも対立している事項を明確にして主張を通そうとするなら裁判が相応しいのでしょうが、妥協できる部分を探し出して紛争に費やする時間とお金とエネルギーを少しでも省こうとするなら“あっせん”を試みるという選択肢が浮かんできます。ここで不調となって“労働審判”に移ることも無駄ではないようです。数年前、県社労士会の会長から特定社会保険労務士となるための特別研修を受講するよう勧められ、その理由も充分に理解することなく試験を受けて特定社会保険労務士としての付記登録も終えることができました。会から個別労働紛争解決センターあっせん委員の委嘱を受け、今頃になって、ようやくそのことの重大さに気がつきました。
posted by 丹保社労士事務所 at 2011年09月01日 | スモールトーク

アナログ最後の12時間

 テレビ放送がアナログ波からデジタル波に移行することは、様々のメディアを使って何年も前から知らされていました。エコポイントが使えるうちにと欲張りな考えもあってテレビの受像機は少し早めに買い換えたのですが、パソコンに内蔵されたテレビはそのままアナログで残っていました。パソコンでテレビ放送を見るのはそんなに長い時間ではなく、ニュースの時間にタイトルだけ確認したりスポーツ番組の途中経過をチラッと見たりという程度で、無くても困ることはないはずだったのに、実際に映らなくなってしまうとどこか寂しい気がします。問題だったのは、地デジ化キャンペーンが強烈過ぎたのか、実家の母親が「もうすぐテレビが映らなくなる」「うちにも新しいテレビが要る」と騒ぎ始め、顔を合わせるたびにチラシや新聞記事の切抜きを見せられることでした。ひとり暮らしの家は市役所で対策済みだと説明しても納得しなかったのです。洗濯機を全自動に換えたら勝手が違って使えなくなってしまった母のこと、周囲の環境が変わると適応できないかもしれないと思って古いテレビをそのまま地デジチューナーに接続したところ、何も変わっていないと意識してしまったようです。大丈夫と言いながら自分も少し心配だったので、アナログ放送終了の当日午後、様子を見に行ったところ、ちゃんとテレビが映っていたので一安心しました。そして、パソコンのテレビ画面には「アナログ放送は終了しました」と映っていました。深夜で消えるというこの画像、気のせいか、天候のせいか、これまでよりずっと鮮明に映って見えました。
posted by 丹保社労士事務所 at 2011年08月06日 | スモールトーク

ホテルの部屋から見るヨットレース

 一度も海に出ないうちに今年もまた夏がやってきました。天候が悪いせいなのか仕事が忙しいせいなのか、少し時間ができて艇庫に立ち寄っても誰もいないことが多くありました。夏のスケジュールを組んでみるとお盆の墓参りやセミナーの企画が週末に集中し、この先、レースの予定日にはうまく日程を合わすことができそうにありません。コンディションが悪くて開催日が順延にでもなれば一度ぐらいはチャンスがありそうです。今年は、市民体育大会の日に一泊の予定で出かけてしまうという、スケジュール調整の失敗もありました。これは、ウエットスーツに自分の体が入りそうもないという不安と、自艇のメインブロックが破損して修理が間にあわないという不安で、出艇にあまり積極的でなかったということもあります。しかし、このスケジュール調整、思わぬイベントとシンクロする事態になりました。
 久し振りに能登に行ってみようと輪島のホテルに予約を入れた数日後、市民体育大会前日の開会式への参加要請で日程の重複に気づき、まず開会式も大会当日も欠席。ずっと海に出ていないのでせめて巌門の遊覧船に乗ろうかと思ったものの船着場までの足元が悪くこれは断念。そのまま震災修復工事中の総持寺から門前黒島北前船資料館でジブセール艤装和船模型を拝観。新潟県佐渡市とともに石川県能登半島が世界農業遺産に登録されたというニュースを聞きながら、輪島の千枚田パーク沖にセーリングクルーザーの帆走を遠望。まだ明るいうちにホテルに入り海を眺めながら露天風呂入浴。翌朝も海からの風に当たりながらの入浴。そして、部屋に戻ってカーテンを開けると窓のすぐ外の海上には二十艇余のクルーザーが集まっていました。マリーナ建設を記念した輪島と舳倉島の往還レースのスタートだったのです。地元の新聞ではこの8月に北前船も復元されて金沢港沖を帆走させる計画だそうです。帰宅して土産の味噌饅頭を食べながら、もう一度、夏の予定を組み直そうかと考えています。
posted by 丹保社労士事務所 at 2011年07月08日 | スモールトーク